楊貴妃の晩餐
2010年5月30日(日)
シェ・イノ京橋

今回は天野喜孝ファンクラブのイベントではありませんが、パーティーに参加してきたので報告です。




5月30日に1日限定でシェ・イノ京橋で「楊貴妃の晩餐」の展示会です。
12時〜17時30分までは一般公開でした。

夕方からは天野喜孝、叶松谷、夢枕獏の3人とプライベートな付き合いのある方とパーティーです。
夕方のパーティーまで時間があったので天野先生と記念撮影です。



パーティーは50人ほどかな、各業界の著名 人ばかりです。
天野喜孝ファンクラブからは3名参加しました。

獏さん、天野先生、叶さんの順番で挨拶があり、ここまできた経緯などお聞きできて楽しかったです


「楊貴妃の晩餐」ができあがるまでの説明を要約してみました(^^ゞ
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獏さんがある渓流のほとりに釣り小屋を建てる。また原稿を書ける場所でもある。ついでに陶芸窯もいれて土いじりできるようにもした。
そこに友人である天野先生が遊びに行き、土いじりをする。その2年後に叶さんが加わる。
獏さんから「せっかく3人が集まったのだから何かテーマを決めて何かやりませんか」となり、獏さんが楊貴妃の出てくる物語を書き、その物語の中で食事をするシーンを書くことになり、食事をする食器を叶さんが作り、その食器に絵付けをするのが天野先生です。
そのできあがった物語が『楊貴妃の晩餐』という戯曲です。

時は定かならぬも、おおよその時代。
場所は、何処とも知れぬ、常世の国の蓬莱宮。 死した楊貴妃の魂は、この仙宮にすんでいる。
ある時、ふと思い立って、楊貴妃は晩餐会を開き、昔懐かしい縁のあった者たちを蓬莱宮に招く。
かつては楊貴妃の夫であり、唐王朝の支配者、玄宗皇帝。宦官の高力士。日本からやってきた安部仲麻呂。詩人李白。
この4人に楊貴妃を加えた5人が蓬莱宮で食事をする事にする。
招待された4人は1000年以上も昔に死んでしまった者たちで記憶がない。
しかし食事をしながらだんだん記憶を取り戻していき、最後のデザートに楊貴妃の大好きだったライチを食べて記憶を取りもどす。


ほんの遊び心で始まって10年の歳月もかかり、物語が作られ、それによって食器が作られて、絵が描かれ、料理が作られ、最後に食される・・・。
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今回はこのようなパーティーに参加できて光栄です。
また料理も美味しくいただきました。

帰りには画集「楊貴妃の晩餐」がプレゼントされる。もちろんサイン付です!
上海万博のチラシも貰ってきました。